2008.11.16

浅草のどぜう鍋:飯田屋

もう1.5ヶ月くらい前になりますが…父親が上京した時にいつも食べるどぜうといえばいつも駒形どぜうなので、違うところはないのかと探した結果見つけた、明治創業の格式あるお店。

一階の奥の庭に近い掘りごたつの席に通されて、しばらくメニューもなんも持ってこないまま待たされて、呼んだらやっと持ってきたところでメニューに「どぜう鍋」と「骨抜きどぜう鍋」があったので、あれ、駒形のどぜうは骨入ってたっけ?と思いつつせっかくなので両方頼んでみることにしました。

どぜう鍋は確かにしゃりしゃりとどじょうの骨の感触があります。
対して骨抜きは確かに骨抜き。駒形に近いのはこちらのような気がします。
(が、駒形のどぜうには骨がありました。)
一匹一匹骨抜きしてるんでしょうか。15〜20匹ほどどじょうのいる鍋の価格差が100円なのですが、作業量的にそんなもん?

どぜう鍋も柳川も大変おいしゅうございました。

しかし、従業員は、常連さんのところにはよくご用聞きに来るものの、こちらには呼んでもこない。
常連にならないと楽しいお店じゃないかもしれません。特に若い人は嫌いみたいw

しかしここのいけすかない従業員たちに比べると駒形どぜう本店の従業員はいつも目配り完璧。高校生に見える女の子もたくさんいて、若いのに(若くないかもしれませんが)しっかりしてるなあ。こういう女の子をお嫁さんにしたいなあと思ったりします。江戸の嫁入り修行の場だったりするんですかね。駒形の場合は、お店(特に一階)の構造やアレンジも多分に目配りを利かせるように、回転を早めるように配慮しているのかもしれません。

で、どぜうを食すとどうしても駒形との比較になってしまいますが、うーん、やっぱり駒形ですね。
ということでおととい行ってきましたが、駒形のどぜうには骨が入っていました。
が、全く骨っぽさを感じさせません。圧力鍋???

今週の手打そば もり 山椒の香り

昨日は会社に寄って、2時間ほどかけて先月の出張清算をしました。
ものすごい作業量でしたが、なんと売上が月収に近づくほどに!
ずいぶん稼いだ気分になりました。

と同時に、不備などで月末までに払い込まれなければクレジットカードの引き落とし攻撃に耐えられないため、そんな悠長なこと言ってる暇がないのですが。

そんなわけで帰りにもりに寄ってきました。
変わりそばは山椒。今までの変わりそばはいかなるものが練り込まれていてもかすかな風味がついてきただけなのですが、山椒は違います。そばだけを食べても、そばつゆにつけて食べても、山椒の味と香りが鼻孔を伝ってきます。さらに2枚目のせいろを食べる時にはそばつゆに香りが残っているほどの強烈さで、さらにそば湯にもうっすらと山椒の香りが。。。おそるべし山椒パワー。山椒そばは鴨せいろとの相性がよいとのことで、一度今月中にいただこうと思っています。

前も話してましたが、唐辛子打ちもやはりそば湯が変わるそうな。
だからカレーそばは試せないとか。

そんなこんなで、今日は茄子とトマトをそばつゆで軽く煮た小椀をいただきました。
薄くごま油の風味が効いていて、大根おろしで食べます。
のこったつゆはそばでいただきます。うまい。

最近ネタがないのと筆無精なのでもりネタが2回連続になってしまった。

2008.11.07

今週の手打そば もり 秋深まり柿

海外出張からかえってきて久々にもり。
帰ってきた感じがします。
店主の体調がいつものごとくよろしくないようで心配ではありますが、そばは相変わらず。
常連客の皆さんも相変わらずでした。

先月初めの時点で、変わりそばが前回の芥子から菊練りに変わっていて、現在「柿」のそばを準備している最中だとか。渋柿の鮮やかな発色が楽しめるのではないでしょうか。登場予定は今週末とのことで楽しみすが、週末本当に出てくるかどうかはわかりません。そもそもサボって昼間営業しない恐れが。。。

2008.09.25

ハーゲンダッツの新作カップ:イングリッシュミルクティーとカフェモカ

夜中の仕事を終えて、新しいハーゲンダッツのカップを求めてコンビニへ。
イングリッシュミルクティーカフェモカ

さすがに一晩に二つ食べるのは身体に悪いので、どちらにしようかと考えながら家にたどり着き、冷凍庫を開けると。。。生温い風がむわ〜ん

冷凍庫はこわれているようだ

仕方ないので二つともその場で消費した。

イングリッシュミルクティー
ロイヤルミルクティーと何が違うのかよくわからない。
カフェモカ
チョコレートのアイスの下にチョコレートソースが敷いてあるだけ。

温故造新ってやつですか。
マーケティングですねー。
中身は売れ残りの使い回しでラベルだけ取り替えるというのが最新の流行。

ところで、Haagen-Datzのサイトは各商品に直リン張れるようになってるものの、Flash内で商品を変更してもURLは変わらない。中途半端な造りのサイトだ。

2008.09.21

今週の手打そば もり 新蕎麦開始

お彼岸も中日が近いので、お墓参りに行こうとおもったものの、家をでた瞬間雨が降り始め断念。
ごめんよご先祖様たち。

とりあえず今日ももりに出動。店主がぎっくり腰でたまにお休みだったりしますが、週2回くらいのペースで行ってます。

先週から新蕎麦が入荷して、そばの滑らかさ、歯ごたえが新しくなりました。
全粉の田舎そばはなんだか滑らかになり、
もりそばはなんだかしゃきっとしていて、
(そば打ちの誤差の範囲内かもw)
とてもいい具合に仕上がっています。

ちなみに現在の変わりそばは芥子です。更科の白地に、芥子の黄色い粒が浮きます。
香りよりは見た目の清涼感と口当たりの夏の蕎麦。
思い出してみると、変わりそばは夏中ずっと芥子だったような気がします。
そろそろ秋蕎麦が登場するころですね。楽しみです。

っていうかそろそろ他の蕎麦も食べにいかないと。

武蔵小杉のカツ丼:珍々亭

昨日はおなかにスイカを抱えてる人に竹宮恵子のマンガを配達するついでに、各所で評判になっている珍々亭のカツ丼を食べにいこうと武蔵小杉から歩いて30分のところまで出向いてきました。誠に遺憾ながら配達すべきマンガは家に忘れてきたのですが、やっぱりカツ丼はとても美味しかったです。

カツ丼のカツは、トンカツとして食べるカツやカレー用のカツと同じ肉厚/衣厚ではいけません。
出汁や玉子、タマネギと、底に眠るご飯との相性とを考慮し、秩序ある一杯の宇宙を形成するものです。
珍々亭のカツ丼の秩序はよく保たれており、各々の具材への味のしみ込み具合、カツの厚みと玉子の量のバランス、ご飯への汁の浸透具合、それぞれの要素が主張することなくお互いを引き立てています。

ちなみに珍々亭はカツ丼屋ではなく、夫婦経営の「街の中華料理屋」です。
餃子とカツ丼なんてそんなアホな!と思っていましたが、餃子を頼んでみると、これもとてもうまい。

その他の中華メニューもおいしいのですが、中華料理やのくせになぜかカツ丼の方がスポットライトを浴びてしまうのは、カツカレーにスポットライトが当たる恵比寿の某中華料理屋と似た感じですかね。たった1年前ですが、あの頃が懐かしい。

しかし22歳って、若いですね。こないだまであんな感じだと思ってたのに今はSATCライクな感じになってしまっている自分が恨めしい。こいつらと同い年とはな。。。

2008.07.19

日本橋の穴子箱めし:玉ゐ(たまい)

最近ろくなものを食べていなかったので何かをたべようと計画。夏バテに対抗するためにうなぎを食べたかったのですが、最近いろいろなことで疲れきっているのを察してくれた方の粋な計らいで、うなぎよりあっさりとした穴子重のおいしいお店に連れて行ってもらいました。

日本橋の老舗「玉ゐ」。
昼時には行列になるらしいのですが、夜は予約可能。
日本橋高島屋とコレドの間、昭和通りの一本西側の一角の、老舗らしい店構え。
予約時間の10分前にお店に着くと、数名のグループがすでに並んでいて、店内も一杯。
回転率はそこまで悪くなさそうな感じではあったが、それから15分くらい外で待って入店。
蒸し暑かったので結構しんどかった。

古い建物の割には天井が高い。さすが日本橋の老舗?
そしてまずは「お待たせしてすみませんでした」といきなり佃煮をサービスで出してくれました。
お酒好きならお酒と、食べる人ならご飯のお供としていい感じの辛さです。

続いて刺身。ぷりぷりと歯ごたえがあって、適度な脂がのっていて美味。
一緒に来た白焼きはその脂と歯ごたえの半分を焼いた香ばしさに置き換えた感じ。これもまた美味。
両方とも主にわさびでいただきます。白焼には柚子胡椒もいけるようです。
この二品は、箱めしの大きさを落としても食べておきたい。

仕上げに箱めし。30代の胃には中箱の大きさがちょうどいい。
先に刺身など食べていれば、女性なら小箱でじゅうぶん。
乗せる穴子には煮上げと焼き上げの二種類があり、注文時に選びます。
両方を乗せてもらう「合のせ」もあり。
メニューにはなかったような気もしますが、注文すれば通ります。

箱めしが運ばれてきて、ふたをあける。
ごはんの薫りが穴子とタレの薫りを連れてふわっとたちのぼってきます。
タレがまぶされた煮と焼の違いは、箸でのくずれ方と角の立ち方が主です。
タレの甘さ・辛さのバランスもよく、ご飯もおいしい。
わさびも使えるし、最後はひつまぶしのように出汁でお茶漬けにして食べることもできて、満足。

これじゃそりゃ行列できるだろうな。またいきます。

2008.06.03

押上の迫力生ホルモン居酒屋:まるい

生肉倶楽部の会合に指定された、迫力の生肉をふるまうと噂のまるい。
押上は少々遠いものの、まだ見ぬ生肉に思いを馳せて半蔵門線をどんぶらこ。
生ホルモン居酒屋と勝手に書いたものの、まるいの看板にはもつ焼とかかれています。

下町の古い居酒屋っぽいたたずまいのお店。ぎちぎちに席がつまったカウンターとテーブル席ひとつ。6人集まる予定だったものの、予定より30分早く着いたので1時間早く着いていた大先輩とともにとりあえず狭いカウンター席に腰をおろして他のメンバーを待つ。しかし…もう少しデブだったら着席不可能だったかもしれない。あぶないあぶない。

他のメンバーがくる前にガツ刺と仔牛レバー刺を先走って注文してみた。
ひと切れがデカい!
ガツ刺は細かくきったザクザクした食感のものが多いですが、ここのガツ刺はぶあつくてプリプリとして噛み切ると口の中で弾力あふれる感触が踊り狂う。酢味噌のエスコートもすばらしい。レバ刺は牛、仔牛、馬の三種類がメニューにあるのだが、今日あったのは仔牛だけだったのが残念。しかしながら、これもぶあつく切ってありしっとりとした歯ごたえでも一度二度噛んだくらいでは流れていかないほどのボリューム感が素敵。

他のメンバーが集まり始めたのでテーブルに移動しようとカウンターを立つが、スペースがない…と思いきや、二階があった。人の家の二階に上がったような空間に、丸いちゃぶ台が3つ。早速注文。この時点ですでに酔っぱらい始めていたのでよく覚えていないものの、注文したものは以下。

仔牛レバ刺
上記の通り。ぶあつく切ってありしっとりとした歯ごたえでも一度二度噛んだくらいでは流れていかないほどのボリューム感。
ガツ刺
上記の通り。ぶあつくてプリプリとして噛み切ると口の中で弾力あふれる感触が踊り狂う。酢味噌のエスコートもすばらしい。
仔牛レバータタキ
刺と同じレバーをたたきにして、サイズそのままに切られて盛られてくる。
馬刺
馬刺ですね。
牛煮込み
牛のスープだけ???乳白色スープの煮込みは、ホルモンとスジ肉がたっぷりと、大根。やわらかい肉に、やさしい甘さのスープ。これはうまい!!!あまりにもうまいので合計4杯注文してしまったが、今よく考えてみると豚煮込みもあったような気がする。ついでにこっちも注文すればよかった。
スパイシーチキン
トマトとタマネギとドレッシングにスパイスがきいたチキン焼が隠れた、イタリアンというかアメリカンというか、下町の料理っぽくない一品。
ナンコツホイル焼
生肉は普通の店よりもぶあつく切ることにより、迫力と食感を増したのだが、このナンコツは普通の店よりも細かく刻み、タマネギのみじん切りと粒度を合わせることにより不思議な食感に仕上がっている。スープの味が細かく刻んだナンコツに絡んでとてもおいしい。
仔牛ステーキ
仔牛のどの部位か覚えてない。柔らかいものの弾力も残っていて、美味しい。
仔牛サンド
仔牛ステーキがサンドイッチになって帰ってきた。仔牛もおいしいのだが、パンがあまくておいしかったというのがその場にいた6人の感想。

品薄で、馬レバーもシロもなく、中でもタンがなかったのが残念。
ここは一生に一度はいっとけ!という店ではなく、複数回通わなければならないお店です。
次回は今回出会えなかった生肉とともに、串焼も頼んでみよう。
大の大人が思いっきり飲み食いしても、ひとり4000円程度。むしろ電車代が高く感じる。

2008.05.04

今週の手打そば もり 五色

ここしばらく自分が忙しかったのもそうなのですが、不定休なお休みもあり、行き違いが多かったさいきんのもりさん。今週の、ではなく今月の、ですね。

今日から端午の節句の五色そばが始まりました。
トマト、磯(岩のり)、よもぎ、せいろ、田舎。

まずはトマト切りと岩のりで仄黒い磯切り。
赤いトマト切りは煮詰めたトマトを練り込むそうで、歯ごたえやのどごしはそばなのに、トマトの味がするというのはなんとも妙な感じです。素材を見て「これなら打てるかな」「打ってみたいな」などと考えることがあるそうで、何でも応用がききそうな感じです。ウニを打つ、とご主人がおっしゃっていたこともありましたがその日が待ち遠しいところです。

次は、蓬切りと柚子切り。
今日はちょうど柚子切りがあったので、田舎が柚子になってました。
両方とも以前いただいたことがありますが、蓬切りは匂い立ちそうなほど深く、鮮やかな緑色。柚子切りはすっきりとした薄黄色。両方ともつゆに入れて口に運ぶと、つゆの味の間からよもぎの風味が香ってきます。

そして最後にせいろを食べると、これまでのイロモノの風味に隠れていたそばの香りが帰ってきます。
ああ、そういえばこれがそばだった。そうそう。
と、そう間違いなく思うことでしょう。

しばらく前に行った時にご主人にうかがったのですが、ここのご主人のお師匠は亀有の吟八亭やざ和のご主人だそうです。ネットで調べたところ、そのやざ和のご主人は竹やぶ出身だそうでした。

今度やざ和にも行ってみよう。

先週までの手打そば もり
2008.04.30

うまいけど二度と行かない大門の焼肉:正泰苑

JR浜松町から歩いて10分くらいの焼肉正泰苑。
町屋のお店の支店だそうですが、さすがに各所で高い評価を得ているだけあってすごい肉。
この近所のくにもとや四谷の名門などに負けません。
少し熱を通して舌に置くととろけてなくなるのではないかと思う塩上カルビとか、生でも食べられるロースとか、コムタンスープとか、ビビンバとか。
レバ刺だけは今ひとつでしたが。

でも、ここは接客がクズ
二度とこのお店にくることはありません。

予約

17:30から三名で予約。
「店内大変混み合いますので、19:20までのお席になりますがよろしいでしょうか。10分以上遅れる場合は絶対ご連絡おねがいします。」

と、まあ最初はちょっとばかり小うるさい人気店くらいか、と思ってました。

入店

三名がばらばらなので、まずは最初に一人で入店。
『予約していたまんご!です。』
「お時間19:20までのお席になりますがよろしいでしょうか。」
『はい。』
よろしいから来てんだろうが。二度同じことを言わせるな。
「他の二名のお客様は何時頃おみえでしょうか。」
この時点ですでにちょっとむかついている短気なまんご!。
『一人はすぐに来ます。もう一人は18:00過ぎになります。』
「お時間19:20までのお席になりますので。」
はいはい。

着席

「お荷物と上着をこちらへどうぞ。」
と荷物と上着を座席の下のスペースに入れようとしたその瞬間逆サイドから別の店員が
「お飲物はいかがなさいますか。」
いや、今荷物おろして、上着脱いでて、メニューまでまだ手がとどいてないの、見てわかんないの?

注文

とりあえずこの時点で二名そろったので、とりあえずは焼き物を後回しにして、刺身、キムチ、ナムル、チヂミなどをつつこうと注文。とりあえず運ばれてきたビールで乾杯…しようとしたところに
「お客様、焼き物のご注文はいかが致しましょうか。」
空いた口が塞がらない…もとい挙げたジョッキが戻らない。
その後、これまでの注文すら揃いきらないうちに別の店員が
「お客様、焼き物のご注文はいかが致しましょうか。」
まだいいから。

二人のビールがジョッキの1/5くらいまでなくなるのに10分もかからず。
でもジョッキにはまだ液体がコップ一杯ほど残っているのにまた店員が邪魔をする。
「お客様、お飲物はいかが致しましょうか。」
だから、まだいいって。

そして焼き物を注文。
『アレとこれとこれを一人前ずつ。』
「お客様、他にご注文はございませんでしょうか。」
『これで結構です。おねがいします。』
「追加注文はお時間かかりますがよろしいでしょうか。」
おせっかいキタ-
『追加にそんなに時間がかかるんですか?』
「これからご新規様が入ってきますと、ご新規様を優先しますので遅くなります。」
店内を見回しても、着席率50%程度。
18:00くらいだし、まあこれから混むかもしれない。
でもまあ少々時間かかってもいいや、と断る。
「お時間19:20までのお席になりますが…」
『結構です。』
すると今度は
「ご一緒にサンチュなどはいかがでしょうか?」
普通ならおそらくむかつくことがないだろうオススメなのに(余計ではあるけど)、この流れで言われると本当に腹が立つ。

* 初出で書くの忘れてた。上記の30秒後、別の店員がきて
「お客様、焼き物のご注文はいかが致しましょうか。」
って言われたw

…18:30に三人目が到着してからの焼き物の追加注文は三分かかりませんでした
店内を見回すと、相変わらず着席率50%。

撤収

スープやビビンバをすべて平らげてお腹いっぱいの三名。
支払いも終わらせて、お茶のみながらゆっくり。
まわりを歩く店員が発するプレッシャーを感じながら、いつくるかなーと思っていたら、
「お客様、申し訳ありませんが次のお客様がいらっしゃいますのでそろそろ…」
店内を見回すと、他のテーブルの客を追い出し減った分着席率が減り、50%以下。
店を出て時計を見ると19:15。

とにかく回転率を求めてるのが丸見えなので非常に不愉快。
もっと機嫌が悪い日なら、フロアを仕切ってるっぽいおねえさんを呼んで
『呼んだときこればいいから。』
と言うところなのですが、大阪の友達が久々に上京しての飯。
彼と話したかったのでそういうことに気がまわらず、なんか不完全燃焼で終わってしまった。

接客のおかげで、一人6000円程度のうまい肉や料理が全部台無し。
ありえない。評価マイナス★100個。
このあたりなら、いい肉出す焼肉屋さん他にいっぱいあります。

2008.04.17

銀座の肉食ビストロ:マルディグラ

Mardi Grasというフランス語は英語にするとFat Tuesday。
その名を冠したビストロの肉料理は凄まじい迫力です。
「あの肉」を食べたいとき、その欲求に一番近いものがここにあります。

銀座8丁目の並木通り沿いなのですが、あの辺どこもなんとなく同じような町並みであることと「MG」の看板が小さくて目立たなくてわかりにくいところにあります。「昔来たことがあるのに、なぜか場所を思い出せないお店」ナンバーワン候補でしょう。

さて、とりあえずはハム盛り合わせとチーズ盛り合わせで始めておきますが、メインが出てくるまでにしばらく時間がかかります。前菜はコリアンダー爆弾なるコリアンダーのサラダが人気だそうですが、本日はコリアンダーを食べられない人が同席していたのでパス。

最初のメインは野趣あふれる短角牛ハラミのステーキ。血の混じった肉汁がにじみ出て滴り、見た目はほとんど生に見えるのですが、なぜかしっかりと中まで火が通っています。丁寧な火加減恐れ入ります。

ミントのほのかな香りがする無菌豚のロースト。
脂身が特に美味な肉塊で、たまに出会う塩粒でシンプルに味付けされています。
ただし、運悪くこの塩粒をまともに噛んでしまうと痛い目にあいます。

ブラックフォアグラはココットにジャスミンライスを敷いてその上にフォアグラをたっぷり重ねて、さらに上からイカスミのような黒(詳細不明ですがイカスミではないそうな)とスパイスのペースト状ソースをかけてオーブンで焼き上げたものです。スパイスはほのかなカレー風味なので、おそらくターメリック主体のブレンドではないかと思われます。

こんがりと黒いカラメルソースのかかった、カスタードプリンも男性味たっぷり。

全体的に色合わせが深めで、彩度が高めで、繊細さより大胆さ。
それでいて雑ではなく、完璧な仕事。そういう料理です。

料理が出てくるテンポがゆったりしているのと、料理の味がほどよく濃いめなので、お酒が進んでしまいます。そのためか、価格はやはり銀座。今日は3人で前菜3皿、メイン3皿、デザート3皿、お酒たくさんで33,000円。食うことが好きで会話も楽しめる人たちと来る場所です。

2008.04.12

浅草のすき焼き:ちんや

江戸時代にルーツがあるという浅草の老舗すき焼き屋。
お昼のコース一人4,300円というのがあったのですが、そのコースの肉は産地不明の赤身。
せっかく老舗の高級すき焼きを食べにきたのに、コースでそこそこのすき焼きに、ごてごておまけをつけてこられても楽しくないので、よい肉とご飯だけを頼むことにしました。

そこでメニューとは別に提供された「今週の特選牛肉」が掲載されているペラ紙をみると、今週の特選は松坂牛とのことで、リブロース13,500円、サーロイン13,500円、フィレ15,500円とカタ9,500円。すき焼きまたはしゃぶしゃぶセットの価格です。そこからリブロースとカタを注文。偽装じゃなければ人生初めての松坂牛です。

テーブルのガスコンロにすき焼き鍋がセットされ、割りしたを注ぎ込み具材を煮込む関東風。

リブロースもカタもサシがたっぷりの薄切り肉。両方とも180平方センチメートルはあろうかという大きなスライスで、割りした煮え立つ鍋に入れると一瞬ふわっと浮き上がり、火が通った赤身と筋が収縮して弾力性のある立体になります。ほどよく火が通ったところでお椀にすくいあげ、とき玉子にさっと通していただきます。赤身と筋の弾力と、半分溶け出したサシの柔らかさと甘みが一気に口の中で花開き溶けます。さすが高級肉。

そんなこんなでリブロースとカタを食べ比べてみましたが、見た目も味も食感も違いがあまりわかりませんでした。片方が他方より美味しいということではなく両方ともそれぞれ美味しいです。これなら4,000円安いカタを頼んだ方がお得かと。

最後に、せっかくだから一番高い肉を食べてみようということでフィレを頼んだのですが、これが大失敗。厚切りの赤身肉。焼肉だったら美味しかったかもしれないし、むしろそのまま生で食した方がよかったかもしれない。とにかく、割りしたで茹だって、ふ抜けた味もぼそぼそした食感も中途半端。一番高いものが一番まずいってなんだそりゃ。これまでの感動がすべて一瞬にして消え去る衝撃的な出来事でした。

すき焼きはサシが入って(口で溶けて)、かつ肉にある程度の弾力性のある部位じゃないと美味しくない。

これで二人で4.5万円。
「今週の特選牛肉」はスポンサーいなけりゃ無理。
ただ、通常の肉でも赤身ではなく、少々フンパツしても霜降り肉を頼んだほうがよいと思います。
赤身でも、薄切りであることを確認しないといけないですね。

2008.04.09

神泉のホルモン焼:三百屋

渋谷あじくらのさらに奥に、いいお店見つけました。
最近いつも満席のあじくらに行くなら、ちょっと歩いて(大人はタクシーで1メーター)こちらにくる方がよいでしょう。

まずはどんぶりに大盛のキャベツ。
このキャベツ、普通の焼肉屋と違って、とんかつ屋のような千切りなので、食感がとても柔らかく消化にもよさそう。
大盛具合が素敵です。どんぶりの高さの3倍くらいまでかき氷のように山と積まれた状態です。
箸でつつくとたまに雪崩を起こしていました。

まずは厚めに切ったタン刺とハツ刺。
ハツ刺は塩辛?が入ったタレでいただきます。タレの辛さと肉の厚さのバランスが良。

そしてシビレにぎり。
シビレ(牛乳房)を焼いて、タレにつけたものをネタにしたにぎり寿司風。わさびをつけて。
シビレ自体がサシが多く柔らかいので、シャリと融けあってバランスのとれた味になります。

タンスジ。
タンの根元の、スジが入った部分。
タンのうまみと歯ごたえに加えて、そこにスジの歯ごたえが追加される。
薄く切ってあるのでスジも簡単にかみきれます。

ゆっくり焼く仕様なのか、炭火は少し弱めで、吸煙口が網のすぐ上まで伸びてきて、するりと煙を吸っていきます。

このあとハラミ、テール、ハツモト、シビレなどを食しました。どれもおいしくいただきました。
ただ、アキレス(筋煮込み)は味付けが少々濃く、ご飯にかけて食べるくらいがちょうどよいかもしれません。
最後はおなかいっぱいだったので、あっさりとしたしじみスープでしめました。
次回は今回食べれなかったセンマイ、ギァラ、コプチャン、ツラミや豚系をぜひ食べてみたいものです。

価格はまあまあ。
ホルモン系はコストパフォーマンスを期待する方が多いと思いますが、そういう方にはちょっとだけ高めかもしれません。まあ、ここ神泉だし。

2008.03.06

岡山・牛窓のかまぼこ屋さん 中光商店

日本のエーゲ海と呼ばれる(呼んでいる)、岡山県瀬戸内市牛窓町。
前島という目の前の島に渡るフェリー乗り場や、ヨットハーバーがある地域の一角にこぎれいなかまぼこ屋さんがあります。それが中光商店。

かまぼこ屋ですが、店内は色とりどりの天ぷら(さつまあげ)で埋め尽くされています。すべて試食可能で、これがどれも美味しくて、とりあえず全種類つまんでみます。ふわふわしっとり、しかしながらしっかりと噛みごたえのある絶妙な堅さ。その生地に包まれると、野菜でも魚介でもチーズでも素材の味がまろやかにとけ合います。

できれば店舗であつあつのできたてを食べるのがよいと思いますが、長い人生においてもこんな辺境の地に赴くこともまずない方がほとんどだと思います。そんな方のために、インターネットがあるのです。かまぼこ・天ぷらのセットのみですが、購入可能です。

炭火で焼くと特に美味しいとのこと。

2008.02.28

今週の手打そば もり 初春

とある書類を出そうと思い、近所の郵便局へ。普段必要ないので長3封筒なんて常備しておらず、書類に収入印紙を貼る必要もあったので書類をとりあえず裸のままで持っていった。窓口で「封筒置いてないですか?」ときいたら、愛想の悪い女性が「ありません。お取り扱いはエクスパックのみになります。」と素っ気ない回答。80円の普通郵便の代替として500円のエクスパック勧めるなボケ!仕方ないので隣のローソンで長3封筒20枚入りのパック210円を買い、一枚使って、これからお出かけするためカバンを持っておらず、仕方なく残りを捨てました。封筒置いてあったら50円でも買うのに。

それはおいといて、今週の手打そばもりは初春の薫り。
変わりそばが、毒々しいほど鮮やかな緑色の蓬(ヨモギ)切りになっていました。
鼻づまりのため堪能できませんでしたが、とてもほのかなヨモギの香り。
相変わらずつるつると入っていきます。

これと、黄色い菊練りと、赤い一味打ちで信号ができます。黄色はカレー切りで代用できるかと思ったら、湯が大変なことになるらしいのでカレーは勘弁だそうで。

先週までの手打そば もり
2008.02.19

築地のちゃんこ:相撲茶屋佐賀昇

新橋演舞場の横にある高級料亭・金田中(「かねたなか」と読むらしいですね。「かねだちゅう」とかじゃなくて。無知は無恥。)のさらに横のビルを占める相撲茶屋佐賀昇。

複数フロアを占めるお店の4Fの座席は余裕ある座敷で、外人率高めの高級ちゃんこですが、エントリーのお値段は意外とリーズナブル。一人5750円のコースで、前菜付け合わせに、刺身、茶碗蒸し、鱈の西京焼、しめ鯖も入った酢の物の椀、そしてちゃんこにうどん。スイーツ(笑)はこのコースには含まれていませんでした。

これは一番安いコースだけあって、刺身の質はそれなりでしたが、お腹はいっぱいになります。
ちゃんこは塩味で澄んだスープに鶏肉・豚肉・つくね・白菜・人参・ごぼう・しらたき・もやし・麩などが入っていて、上品な盛りあわせなのですが結構な量があります。これでもか、と鍋に浮く具を食べた後に一休みしていると、山盛りのうどんが出てきますが、このうどんが半分乾燥したような生麺で、富士宮やきそばを思い出させます。案の定コシの強い麺でした。

上流をみると、一人25,000円というコースがあって(自分には必要がなかったので、正確に値段を覚えていません)、こちらは仕入れから違うということだそうです。これはよほどのことがないと、一生体験することはないでしょうが。。。

2008.02.18

小伝馬町のともすけ食堂で聞いた、悔しい話

茅場町のとある古書店の店長さんイチオシのお店、小伝馬町のともすけ食堂に行ってまいりました。
その道では有名な方らしい「ともすけ」さんのお店ということなのですが、そのともすけさんと思われる方と、娘さんと思われる方の二名で台所もホールもぶん回していました。

娘さんと思われる方はとてもかわいらしくて、妹がいないときに一人で来てみようかとおもっているのですが、あいにく客層が客層で男子おひとりさまで晩飯という感じではありません。多少ムサくてもやっぱり馬場で「手打そば もり」がいいです。私の人生ロマンスはないでしょうね、もう…

さて、ともすけの夜の部のメニューはこちらにありますが、今日いただいてきたものと微妙にメニューが違います。とりあえず推薦者の推薦メニューを中心にいただいてきましたが、推薦メニューがなければどれもおいしそうなのでなかなか決めることができないことうけあいです。今日いただいたのは:

  • 自家製フォッカッチャ・パン(天然酵母)
  • おつまみ前菜盛りあわせ(小)
  • じゃがいものパイ!
  • ドライトマトを添えた真鯛のソテー(うろ覚え)
  • 茗荷とエシャロットとレモン風味のリゾット

どれもおいしかったのですが、この中で間違いなく頼んでおかないといけないのは、おつまみ前菜盛りあわせとリゾット。メインはどれを選んでもおいしいことと思います。盛りあわせはその日のおつまみ前菜がほぼ全種類少しずつ楽しめるのでお得です。リゾットは二人分からの注文になりますのでご注意。

そしてここのジンジャーエール。自家製のすりおろしたジンジャーがソーダ水の底に溜まり、それをひっかき混ぜて口をつけるとショウガがこれでもかとビリビリ主張する挑戦的な飲み物です。お酒飲まない人はぜひお試しください。

で、そこで聞いた悔しい話。といっても、ともすけ食堂にからむ話ではなく、プライベート。
大阪の実家に住む4歳年下の妹は、一昨年くらいから妹が実家の仕事を手伝うようになってから、よそのバイト代とあわせて結構な収入を得ていたらしく、
(可処分所得)-(家賃)
で比較すると、当時b○につとめていた私に5馬身差の圧勝していたことが判明しました。
光熱費・通信費も入れると大差負けでした。

「おにいちゃんより貯金あるよ。多分。」

消費性向ほぼ100%、年越しの金を持たない私より、本当におそらく金を持っていると思われる。
悲しい現実。

2008.01.27

神田須田町の鳥すき:ぼたん

父親が上京したので、今日も神田須田町の一角にある風格ある建物の老舗鳥すきにいってきました。祖母と叔母が合流して4人で入店。昼の一階座敷を一室いただいてきました。

先に着いたので一人で入店するとなんとも歓待されていないような雰囲気。
若いのがなんで一人で入ってくるの?という態度があまりにもあからさまなのでむっとしました。
ダウンジャケットだからですかね。

築100年のお店はさすがにそこかしこに隙間があって、通された部屋もすきま風がぴゅーと入ってきたりはしますが、手入れは行き届いています。すき焼きの舞台となる四角い火鉢が二個運び込まれるととたんに暖かくなりました。備長炭が紅く燃え盛っていて、冬のすきま風がちょうどいいくらいです。

メニューはほとんどなくて、とりあえずは鳥すきを一人一人前。それに飲み物とおつまみを追加で入れます。鳥すきはお食事付きで、一人前はそこそこの量があります。

すき焼きの具皿にはささみの薄造り、胸肉、モモ、レバー、ハツ、砂肝、鳥つくねに、白ネギ、しらたき、豆腐が盛られています。火鉢の上に重々しく四角い鉄鍋を乗せて、まずは鉄鍋があったまったところに鶏肉の脂を軽く擦り込み、すぐに鶏肉を入れます。そしてダシを入れて豆腐、ネギ、しらたきを入れて食べ始めます。ささみの薄いのは白くなりかけたところで食べるととても柔らかく、中に秘められたあっさりとした肉汁の味を堪能できます。

祖母と叔母があまり食べず、特に祖母は堅いものは一切たべられなかったので、一人で2.5人前くらいの肉を食べることになってしまいました。おいしいですがさすがに恐ろしい量です。最後は残った卵と、煮詰まったすき焼きのダシを熱いご飯にかけていただきます。甘辛く、さらに鶏の味がしみ込んで相当濃厚です。

お口直しにお茶とみかん。

仲居さんによるとぐるなびなど、ネットで検索してくる若いお客さんが多くなっているとのこと。
あまりそういうお客さんは好んでいないように言葉尻から見受けられました。
だから一人で入店したときになんとも嫌な顔をされたのでしょう。

そういうお客は定着しないからか、粋ではないからか、または単にマナーが悪いのか。
まあでもそんなに上質なお客ばかりで回っている店って現代にはあまりないと思いますが、下々にはわからないだけかも。
本当のところはどうなんでしょうか。

2008.01.25

今週の手打そば もり

先週末と今日お邪魔してきました。

両方とも寒い日で、カウンターにつくやいなや先週はあたたかい甘酒、今日はあたたかいそば湯をだしていただきました。そば湯はそばつゆがなかったのでとりあえずそのまま一口飲んでみると、柚子の香りが広がってきます。見るとそば猪口の底に柚子の皮が沈んでいました。

さて、今日はお隣で先客の方が食べているせいろの上に乗っている色に驚きました。
なんだか人参のような朱色です。

韓国の甘辛い唐辛子を使った一味打ち。
色の鮮やかさは菊練りといい勝負です。
喉を通った後にはじめて口の中に唐辛子の風味と辛みがほのかに感じられます。
つゆにわさびを入れると多少喧嘩しますが、辛味大根との組み合わせは普通のそばよりも相性がよいかもしれません。

先週までの手打そば もり
2008.01.02

ガトーショコラを焼いてみた

チョコレートたっぷりのケーキ。
直径15センチ、高さ6センチ。なんとなく目分量で焼いてみました。

chocolate_cake.jpg

材料

小麦粉大さじ2杯半
ココア大さじ4杯
黄身と白身にわけた卵二個
砂糖大さじ8杯
生クリーム100cc
バター50cc
チョコレート50cc(お菓子用チョコレートの1ブロック程度)

つくりかた
  1. 小麦粉とココアを一緒にしてよくふるいにかけておく。
  2. バターとチョコレートを湯せんで溶かしておく。
  3. 生クリームもお湯にいれて少し暖めておく。
  4. 黄身と白身にわけた卵をそれぞれボウルに入れ、それぞれに砂糖大さじ4杯を入れる。
  5. 白身卵をよく泡立てる。
  6. 黄身をよく泡立てる。
  7. 黄身を泡立てた中に生クリームを入れて混ぜる。
  8. ふるいにかけた小麦粉とココアをその中に入れてまぜる。
  9. その中に泡立てた白身を半分入れて混ぜる。
  10. バターとチョコレートを入れて混ぜる。
  11. 残りの半分の白身をいれて混ぜる。
  12. 生地を型にうつす。
  13. あらかじめあたためておいたオーブンに入れて、180度で22分焼く。

泡立てからオーブンに入れるまでをかなり手早くすることが重要なようです。
また、もっとチョコっぽくしたい場合はココアパウダーの割合を増やします。チョコレートの割合を下手に変えてしまうと膨らまないかもしれません。なにしろ生まれて初めてなので実験してないですし。