年始、有馬温泉の金の湯と銀の湯
朝から行く予定だったものの、結局寝過ごして昼から行くことにした有馬温泉。
まずは一句。
思いつきで いったらあかん 近場の温泉
↓再現図

日本三古泉、日本三名泉の一つに数えられる有馬温泉。
温泉の基本とも言えます。
父方の祖父が戦後まもない若い頃、芸者たちをつれて有馬グランドホテルで遊んでいるところに、祖母が父親と叔父と叔母(当時一番上が5歳)の三人兄弟をつれて現場に乗り込んだという話を、卒寿の祖母に最近聞かされたので自分の中では結構ホットでした。実家に帰って近場の名湯に今まで行ったことがなかったのがおかしいくらいなので、思い立って今日、初めて行ってきました。
有馬温泉は、六甲の下を通るトンネルを新神戸から7kmひたすら直進する大赤字の北神急行を経由すれば大阪から一時間と少しで到達できます。東京からの距離感が同じくらいの箱根よりこじんまりしていて規模が小さいですが、温泉街の歴史を感じさせます。(震災の影響も多少うけているためか新しい建物もありますが)
現地着が昼すぎだったということと、温泉宿に部屋も取らずに公衆浴場だけですませようと思ったのが両方ともいけませんでした。街はそうでもないですが、公衆浴場は比較的キャパに乏しいので人だらけ。下の写真の上中は公衆浴場「金の湯」の入る前の行列。もちろん風呂の中では芋になった気分。ちゃんと宿を取るか、閑散期もしくは超朝早くに行ったほうがよいと思います。
* 今日は正月だけあって「日帰りは本日やってません」と明記している旅館が多数でした。

今回は外湯のハシゴ。
有馬には公衆浴場が二つあります。
- 「金の湯」はいわゆる「金泉(登録商標)」。
含鉄ナトリウム塩化物強塩高温泉という要は茶色いお湯。 - 「銀の湯」はいわゆる「銀泉(これも登録商標」。
炭酸/ラジウム混合泉という要は透明なお湯。
だそうなので、皮膚が弱い私は皮膚系に効果のあるらしい「金の湯」へ。
人だらけで、順番待ちした上に脱衣場は戦争状態で浴槽は芋洗い。
男湯の客層はほぼ家族客ですが六甲の登山客も多く、たまに学生が連れ立ってきていたりします。女湯の客層は知りたいですがわかりません。
「金の湯」の金泉はいかにも有馬温泉!という感じの濁り湯です。ぬる湯(目が悪くて書いてあったと思われる温度が読めず)とあつ湯(44度)があり、ぬる湯が人で埋め尽くされていて、あつ湯のみスペースがあまる状態。今日は人が多かった上に、内湯だけしかないので逃げ場がまったくなくて困りました。
そんな中でも「金の湯」で結構粘ったので、これで温泉終わりにして帰ろうかと思ったのですが、「銀の湯」の前を通りかかるとそのまま吸い込まれてしまいました。こちらは浴槽がひとつで、温度はぬる湯とあつ湯の真ん中程度。無色無味無臭なので温泉に来た気があまりしません(しかしラジウム泉の効用を望む方はぜひこちらに)。すでに「金の湯」で体力を使い果たしたのと、どっかのラグビー部かアメフト部の合宿っぽい大学生がいっぱいいて騒いでいたので早々に退出。
金銀は全く泉質が違うので、両方行ってみたくなるのが人というものだと思います。
両方に入れるハシゴ用の入場券を現地で850円(通常650+550円)で買えます。
金だけで帰る予定だった私は買わずに両方通常料金で入りました。
温泉後のお飲物。
有馬のいたるところで売っている「有馬サイダー てっぽう水」。250円。
日本のサイダーの祖先的なものだそうです。口にちょっと含んだ瞬間にふくれあがる炭酸に口の中が満たされて…サイダーが胃に流れてくれません。飲み干すのが辛い。
風呂あがりの飲み物としてはやはりビンのコーヒー牛乳とフルーツ牛乳がいいですね。「銀の湯」には牛乳の販売機ありませんのでご注意。
思いつきで…なんて言ったものの、よく考えてみたらいいお湯だったし楽しかった。
今年は、一緒に旅館にこれる相手がほしいですね!
↓金の湯
大きな地図で見る



