2008.01.27

神田須田町の鳥すき:ぼたん

父親が上京したので、今日も神田須田町の一角にある風格ある建物の老舗鳥すきにいってきました。祖母と叔母が合流して4人で入店。昼の一階座敷を一室いただいてきました。

先に着いたので一人で入店するとなんとも歓待されていないような雰囲気。
若いのがなんで一人で入ってくるの?という態度があまりにもあからさまなのでむっとしました。
ダウンジャケットだからですかね。

築100年のお店はさすがにそこかしこに隙間があって、通された部屋もすきま風がぴゅーと入ってきたりはしますが、手入れは行き届いています。すき焼きの舞台となる四角い火鉢が二個運び込まれるととたんに暖かくなりました。備長炭が紅く燃え盛っていて、冬のすきま風がちょうどいいくらいです。

メニューはほとんどなくて、とりあえずは鳥すきを一人一人前。それに飲み物とおつまみを追加で入れます。鳥すきはお食事付きで、一人前はそこそこの量があります。

すき焼きの具皿にはささみの薄造り、胸肉、モモ、レバー、ハツ、砂肝、鳥つくねに、白ネギ、しらたき、豆腐が盛られています。火鉢の上に重々しく四角い鉄鍋を乗せて、まずは鉄鍋があったまったところに鶏肉の脂を軽く擦り込み、すぐに鶏肉を入れます。そしてダシを入れて豆腐、ネギ、しらたきを入れて食べ始めます。ささみの薄いのは白くなりかけたところで食べるととても柔らかく、中に秘められたあっさりとした肉汁の味を堪能できます。

祖母と叔母があまり食べず、特に祖母は堅いものは一切たべられなかったので、一人で2.5人前くらいの肉を食べることになってしまいました。おいしいですがさすがに恐ろしい量です。最後は残った卵と、煮詰まったすき焼きのダシを熱いご飯にかけていただきます。甘辛く、さらに鶏の味がしみ込んで相当濃厚です。

お口直しにお茶とみかん。

仲居さんによるとぐるなびなど、ネットで検索してくる若いお客さんが多くなっているとのこと。
あまりそういうお客さんは好んでいないように言葉尻から見受けられました。
だから一人で入店したときになんとも嫌な顔をされたのでしょう。

そういうお客は定着しないからか、粋ではないからか、または単にマナーが悪いのか。
まあでもそんなに上質なお客ばかりで回っている店って現代にはあまりないと思いますが、下々にはわからないだけかも。
本当のところはどうなんでしょうか。

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