茅場町と水天宮前と人形町の駅の真ん中あたり、昼飯時でも人通りの少ない一角の路地にある古いお店。少々分かりにくい場所にあるのですが、お店のまわり一帯の電柱に「㐂代川」*注はこちらと案内されるので、案内されるがまま歩くと高いビルに囲まれている古い日本家屋の入り口があります。
* 「㐂」が表示されない方へ:「㐂」は「七」を三つ並べた「喜」の異体字で、「きよかわ」の正式名称は異体字をつかったものです。Windows VistaのMS明朝や、MacOS Xのヒラギノ角ゴProなどの書体をご使用の場合には表示されます。
明治七年創業のお店にはテーブル席とお座敷があり、平日のランチ時に運がいいとお座敷に通してもらえることもあるようですが、今日は私が遅れたことによってせっかく入りかけていたお座敷を明け渡しテーブル席に座ることになりました。さっと食べてさっと帰るランチなのでどちらでもいいんですが、赤絨毯の廊下を通ってお座敷に行きたかったです。
うな重。タレに何が入っているのかがわからないのですが、ほんのりとスパイシーな風味がある醤油っぽい味。甘くなくさっぱりとしています。うなぎはトロリととろけるのではなく、しっかりと舌に乗るボリューム感と、噛める程度のしっとりとした堅さがあります。
昼は肝焼きを出していないのですが、うな重は肝吸いつき。
この肝はしっかりとした重みと弾力があります。
そして、いいお店に共通した接客の丁寧さ。
つねに店内に目が行き届いていて、男女でご飯の量を調整するなどの気配りや、出す・さげるタイミングが素敵です。
ぜひまたお邪魔したいところです。
ところで、このすぐ近所にあった桃乳軒という純喫茶・洋食屋が気になります。
中が見えないんですが。