Google AnalyticsでAdvance Segmentができるようになったので、いろいろなトラフィックデータセグメントがとりやすくなりました。使い方はいろいろとあると思いますが、最近すっかりさぼってるブラウザシェアのデータをちょっと視点を変えてとってみました。
- データはもちろんflyingmango.jpのものです。(なので、そんなに参考にはなりませんが…)
- 2007/09/02から2008/11/23まで、週単位の集計
- サーチエンジン流入の訪問者のみ対象
- 基本的にIE/Firefox/Safari/Chrome以外のブラウザ、Win/Mac以外のOS、そしてGoogle/Yahoo!以外のサーチエンジンはデータから除外してあります。(一部除く)
FirefoxとIEのバージョンシェア
FirefoxとIEのメジャーバージョン間のシェアです。
上のグラフは「Firefox訪問者の2.0系と3.0系のシェア」、WindowsもMacも含んでいます。1.0-1.5系はほぼ訪問がないので除外。
下のグラフは「IE訪問者のIE 6.0と7.0のシェア」、Windowsのみです。IE5.5未満はほぼ訪問がないので除外。

Firefoxの世代交代がかなりスムーズに行われていることがわかります。
グラフの左端よりさらに1年前の2006年10月にリリースされ2年を迎えたIEは、先週か先々週にようやく7がIEの半分を一瞬だけ超えたようです。この一瞬の突起がなければこのグラフが積み上げグラフに間違われても仕方ありません。
グラフの傾きから察するに開発者の悪夢IE6の存在が消えてなくなるまであと3年以上かかりそうな勢いです。少なくとも無視してよいレベルになるにも2年かかるのでは。。。IE8正式版の登場によって流れが変わるか注目されるところです。
IE6のシェアが2割切ったあたりで影響力のあるコンシューマーサービスのサイト(mixiとかfacebookとかヤフオクとか)がIE6非対応を打ち出せば一気に崩れるかも。IE6と7と8を全部考えて開発なんてコストかかりすぎなのでなんとかしてほしいところです。(そう言っても最近ではブラウザ間のJavascript部分の誤差は既存ライブラリとかサーバアプリ側でカバーしてしまえるのですが)
flyingmango.jpでは、2008/11/23の全訪問者のIE6のシェアは25%です。
WindowsとMacのOSごとのブラウザシェア
WindowsとMacそれぞれのブラウザシェア。
上のグラフは「Mac訪問者のFirefoxとSafariのガチンコシェア」
下のグラフは「Windows訪問者のIEとFirefoxのガチンコシェア」です。
「FirefoxがOSデフォルトブラウザから奪ったシェア」とも言えます。
(Windows版に、初出時にはなかったChromeを追加しました)

WindowsではFirefox 3.0正式版のリリース以降Firefoxがやや勢力を拡大、対してMacではFirefox 3.0 beta1の発表前後からFirefoxが盛り返しているように見え、緩やかにFirefoxが勢力を増しているようですが、劇的には変化していないようです。IEが食い込まれている割合より、Safariが食い込まれている割合の方が多いのが少し驚きです。
流入サーチエンジン別のFirefox/Chromeシェア
(初出時にはなかったChromeを追加しました。)
GoogleとYahoo!のそれぞれのサーチエンジンからの流入者別、全ブラウザ訪問数に対してのFirefox/Chromeのシェアです。対象OSはWindowsのみ。
Yahoo!は訪問者の9割以上がIEを使用、対してGoogleからの流入ではFirefox訪問者が約3割の高さを記録しています。このブログにはFirefoxのプラグインの話題があったりするので多少Firefox率があがるとは思うのですが、それでも結構はっきりとユーザの傾向がわかれていると思います。

Firefox 3.0リリース直後のFirefox訪問者の一時的な伸びが、Googleでしか見られないのが特徴的です。
Firefoxユーザセグメントの特性(自分でわざわざブラウザをインストール)とYahoo!ユーザセグメントの特性はほとんどオーバーラップしていない、ということだと考えられます。傾向が分かれているとサーチマーケティングの仕方がかなり異なってくるかもしれません。
flyingmango.jpには、Yahoo!経由でのChrome訪問はありませんでした。