2012.02.03

超しょぼいスタティックWebサイトをAWSに移植してみた その1(見積)

今更な感じがありますが、AWSを実運用で試してみることにしました。
手始めに、自分の会社のとても小さな小さなWebサイトを載せてみました。

現在のサイト概要

  • スタティックhtmlがたった3枚、画像やJS含めて全部でたった400KB程度
  • ブログエンジンやCMSは使っていない(今後も特に使う予定はない)
  • PHPを使った問い合わせフォーム→メール送信の仕組みあり
  • 某海外ホスティングサービスのサーバ上で運用
  • ドメイン取得済
  • DNSサーバはホスティングサービスについている
  • トラフィックはスカスカ、月間3000PVもない

このようなしょぼいサイトをとりあえずAWSに移植します。
実際の作業は以下のようになります。
今回は最低限の設定しか行わないものの、下記一連の作業だけならば慣れれば5分程度で終わりそうなボリュームです。

  1. お見積(今回)
  2. EC2インスタンスを立ち上げる
    • EC2インスタンスを立ち上げる
    • Security Groupを設定する
    • keyを使ってsshとsftp接続をする
  3. サーバを構築する(データを移動する)
    • タイムゾーンの設定(1行)
    • httpdとphpのインストール(1行)
    • httpd.conf(数行)
    • htmlやその他のドキュメントを転送(数分)
    • 起動設定(1行)
  4. Elastic IPを設定し、稼働中のEC2インスタンスに固定IPを割り振る
  5. Route 53のDNSサービスを設定する

今回は見積編。次はインスタンスの立ち上げからサーバ設定、DNS設定などの実践編です。

お見積もり

上記のサイトをAWSで運用するにはどうやらまずは以下の構成が必要のようです。

  • サーバインスタンス(→EC2インスタンスmicro1個+対応するEBSブロック1つ)
    • httpサーバ
    • php
    • トラフィックは出入りとも月間1GB未満
  • IP(→Elastic IPアドレス)
  • DNS(→Route 53)

まずはこれをSIMPLE MONTHLY CALCULATORというAmazonのツールで見積もってみました。以下長々と書いていますが、最低構成の価格だけ見たい人は次の画像まで飛ばしてください。

EC2

おそらく最初はEC2設定画面になっていると思いますが、他のサービスの設定画面がでている場合は左側のタブからEC2を選択。
EC2インスタンスはUSの安めのロケーションで、気休め程度日本に近そうなUS-West(Oregon)で。(Calculatorが日本語表示の場合はCR_US_WEST_2という表示になるようです。)
「Linux/OpenSolaris」という一番安いOS、さらに一番小さいサイズのmicroを1つ選択。
ずっとインスタンスを起動したままなのでusageは100%なんでしょうか?一応100%で試算。モニタリングなし。
利用するつもりにしてるAMIのルートボリュームが8GBなので、それをそのまま使用する予定。これがEBSのボリュームになるようです。IO per second(IOPS)はスカスカトラフィックなので本当は0.001とか入れたいんですが自然数しか入らないようなので1を入力。
トラフィックはI/Oともに月間1GB未満。
Elastic IPはひとつ割り当てます。失敗しなければリマップは発生しないはずなので、一応0回。

ここで一度右上の「Add to Bill」ボタンをクリックすると、Estimateのタブがアップデートされて現時点での総合金額がでます。
だいたい$15ですが、キャンペーンが効いてる人は$0かもしれません。
とりあえず次の設定に行きます。

Route 53

AWSではDNSサービスも持っていて、今回はこれも今までのホスティングサービスからAWSに移してみます。
左側のタブからRoute 53を選択すると、Zone数とQuery数を聞かれるので、1ゾーン1百万クエリという最低構成にしてみます。

ここでもAdd to Billを押して見積画面をアップデートしてから「Estimate of your Monthly Bill」というタブを開きます。

すると以下のようになりました。

* この記事を書いている時点では、サインアップから一年間だけ一定のサービスが無料になります。上の画像に出ているものの中では、EC2サービス分すべてが無料の扱いになります。ここでは「初年度無料分をカウントしない」設定にしています。

まあ今回のネタのような超しょぼいサイトを運用するには割高ですね。
こういう利用量に適してるのはやはりロリポップかと。

もっとまともなサイトだとストレージを大きくしたり、トラフィックが増大したり、冗長化したりするんでしょうね。Windows使わないといけないとか。そういう場合はいろいろなサービスが付帯することになるので結構お高くなりそうです。

次回につづく

Leave a Reply